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精神的(心理的)障害

気分障害

うつ病

 うつは心の疲れです。こじれてしまった場合は、まずはしっかりと休む必要があります。そのために「うつ病」と名付けて、薬を出してもらうことが必要だったり有用だったりすることもあります。でも、脳や心の休養はけっこう難しいことが多いのです。こんなんじゃいけない、と焦ってしまっては心は休まりません。でも焦ってしまうことが多いのです。休みにくさを知ったうえで、休み方を知ることも大切かもしれません。悪循環に気づき、そこから抜け出して、前向きに考えることが有用なこともあります。でもこれもそう簡単ではありません。かえって疲れてしまうこともあります。
 さまざま方法を試してみてもうまく行かない時、いったいなぜこんなに疲れてしまったのか、なぜうつになってしまったのか、繰り返すのかを見つめ直すことが役に立つことがあります。自分はこれまでどんな無理をしてきたのか、何を支えにしていて何を失ったのか、そもそも支えはあったのか、失ったものや持っていなかったものを見ないようにしてうまく世の中を渡ろうとするのではなく、じっくり見つめ直してみるのです。もう一度じっくり落ち込んでみることになるかもしれません。それは大変なことかもしれませんが、そうすることでようやくうつから抜け出せることもあるのです。

気分変調性障害

 慢性的なうつ状態(うつ病ほど重くない)が、少なくとも2年間続いている場合です。症状の中心は、悲しさや落ち込みです。これに焦りや不安が伴います。劣等感や絶望感が強くなり、希死念慮が生じることもあります。不眠のほか、過眠も生じます。症状は遷延的です。

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